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令和に無くなる3つのもの。りゅうこつ大予言

令和

祝!新元号

こんにちは、りゅうこつです。

 

世間は今や令和ブーム!生前退位のおかげで元号の節目を心おきなく祝えると大評判である。実際、次の元号に変わるのは数十年後になるはずなので、せっかくならこのムーブメントに乗りたいものだ。

 

平成にあった出来事を顧みれば、30年程度の間にも実に様々なことが起こっていることに気づく。では令和では一体何が起こるのか?ベタだが、令和に実現する事の未来予測をしたいと思う。

 

令和に無くなるものとは?

令和が一体何年続くのかハッキリと知る術はないので、まずは身近なところから考えていきたい。それは、今世の中にあるものの中で何が無くなっていくのか?である。

 

歴史を顧みれば、人間は世間に画期的なやり方が浸透するまでは、バカ正直に古いやり方を続けてしまうものだ。

有名なものでは、「缶切り」の話がある。実は缶切りが発明されたのは缶詰が使われ始めてから50年近くも後のことであり、その50年間、人々は缶詰の中身を得るためにナイフでこじ開けたり、銃で吹き飛ばしたりしていたのである。

今考えれば大変な労力だし、缶切りなんて当時の人が想像できないような発想ではない。それでも、人は「これは不便だ、改善できるはずだ」と強く思わない限り、不便なやり方を続けてしまうのである。

 

何が言いたいかと言うと、今の時代にも、皆が特別に不便と感じていないもので、明らかに改善の余地があるもので溢れているはずだ。そしてその中で令和の時代には解決されるであろうものを列挙していきたい。

 

1.春物、秋物ファッションはいらない

皆さんは服を買うのが好きだろうか?

冬が明けて暖かくなり、もうコートも要らないなぁと思う頃、看板に書かれる「春物セール」の文字。鮮やかな色使いになっていく服屋の棚。それ、令和で無くなります!!

 

最初に述べた質問で「服を買うの大好き!」という人には関係のない話かもしれない。だが、私のような服を買うのが苦痛でしょうがない陰キャ…いやミニマリストもたくさんいるのだ。

そういった人間は服を買うのに大変な労力を消費している。これはダサいだろうか?これは高すぎる、これは着心地が悪い…そうやってヘトヘトになりながらやっとの思いで冬を越せる暖かい服、暑さをしのげる涼しい服を用意するのである。

 

そうこうしているうちに冬や夏は過ぎてゆく。そして現れる春物・秋物ファッション。

いらんわ!これ以上服の種類を増やさないでくれ!!そんなに頻繁に服を買っていたら脳の血液が沸騰してしまう。

そもそも春物なんて、コートを脱いでちょっと寒いのを我慢すれば済む話だ。秋物はその逆。それを春の色合いだとか秋の色合いだとか言って服を買わせようとするのはファッション業界が己の利益のために生んだ価値観である。

 

つまり、そんな資本主義的発想から脱却せねばならない。令和ではそれが可能だ。

 

2.お店や受付で会話する必要は無くなる。

みなさんはAmazon GOをご存知だろうか?レジ自体が存在しないコンビニエンスストアで、自由に商品を持って出れば、自動で商品の計算・クレジットカードによる決済を行ってくれるという未来的な店舗である。

Amazon GOは現在アメリカで試験運用されている程度だが、数十年後にはかなり普及していてもおかしくはない。

 

ここで質問だが、あなたはコンビニのレジなどで店員と会話する事をめんどくさいと思うだろうか?

「めんどくさくない」という人もいるかもしれないが、おそらくそんなにいない気がするので無視すると、実に99%以上の人間が「レジで会話するのがめんどくさい」と感じている計算になる。驚異的な数字である。

 

そんな危機的状況で、会話をせずに済む生活を手に入れるために、日本にAmazon GOのような無人店舗が普及するのを口を開けて待っているのだろうか?もしくは全てを通販任せ?それはあまりに悠長だ。缶詰をナイフで開けるようなものである。

 

このことについて、私は数年前発明をした。

ある日、いつものようにコンビニに行くが、あまりに引きこもりすぎて他人と会話していないために声が出る気がしない。なので「レシートはいらない」「ポイントカードは無い」という簡単なYesNoをジェスチャーで表現したところ、驚くほど何の滞りもなく会計が終わったのである。その後もジェスチャーで会計をするようにしたが、レジでYesNoでは表現しきれない会話はそれほど無く、大抵は無言でレジを通過できる。革命だ!

 

これが世間に浸透すれば、ちょっとしたコミュニケーションでも手話を使う文化ができるかもしれない。例えば「領収書ください」の手話が一般に広まり、コンビニやスーパーで使えるようになれば、全く会話無しにレジを通れる確率は更に上昇する。

 

この事実に世間の人々が気づけば、苦痛であったレジの会話は消滅する。令和ではそれが可能なのである。

 

3.床屋へ行く必要がなくなる

あなたは床屋、もしくは美容室へ行くのが好きだろうか?いや、聞く必要もなかったかもしれない。絶対みんな嫌いだから

もう令和という時期になってもなお、人類の中で髪を切るという行為に疑問を感じる人は少ない。1~3ヶ月に一度という頻度で、どうせまた伸びる髪を一時的に短くするというただそれだけのために、相応の時間や数千円、人によっては数万円を消費するのだ。

IQ600の宇宙人が地球にやってきて、足繁く髪を切りに行く地球人を見かけたら大爆笑するだろう。

 

それにこれは差別を生む元凶とも関係している。

具体的に言えば「ハゲ差別」である。女性にはあまり関係ないかもしれないが、男性にとっては口にするのも憚られる大変に恐ろしい問題だ。ハゲているというだけで同じ年齢でも年老いて見えてしまい、恋愛や仕事に支障をきたす。差別が根強い日本海側の各県では、ハゲているというだけの理由で、公の場で首を絞められたり金玉を潰されたりするらしい

 

実はこれらを一挙に解決する策があり、その点で2つの問題は関係しているのだ。その策こそが「全員がスキンヘッドにする」作戦である。

 

一見荒唐無稽に見えるが、これはハゲていない人にも多くのメリットが有る。まず、頭髪を洗わなくても良いこと、そして散髪はカミソリがあれば済むので美容室に行かなくてよいことである。ではみんなスキンヘッドのまま外出するのか?というとそうではなく、お気に入りのウィッグ、カツラを装着すればよいのだ。

これによって自由自在の髪型を、日によって気軽に選ぶことができる。

 

この作戦のキモは、みんながカツラをしているから、心置きなくカツラを使用できるという点にあり、過去の価値観を捨てて考えれば、地毛よりもカツラのほうが便利に決まっているのである。しかも、副次的効果として誰がハゲかわからないので、ハゲ差別を根絶することもできる。

 

わかりやすくスキンヘッドと説明したが、実際にはカツラを装着するための頭髪だけ残すのがベストかも知れない。未来人がカツラを外すと、皆一様にウィッグ装着用の頭髪があるというシーンは、なんとなく近未来的、ディストピア的ではないだろうか?

 

当然、この国民全員カツラという文化は、今すぐ受け入れられるものではないかもしれない。しかし、メリットを考えれば、いずれ実現しようというものだ。令和ではそれが可能なのである。

 

総括

いかがだったろうか?書き上げてみて正直なところ、あまりに予言が的確過ぎるせいで、どこかの秘密組織に狙われそうで心配だ。

それでは令和のいつかにまた会おう!